株式会社エポスカードの会社概要

【株式会社エポスカード公式HPから引用】


商号 株式会社エポスカード
会社設立 2004年10月1日
本社所在地 東京都中野区中野4丁目3番2号
取締役社長 瀧元俊和
資本金 1億円
事業内容 クレジットカード業務
(包括信用購入あっせん業者登録番号 関東(包)第7号)
(個別信用購入あっせん業者登録番号 関東(個)第4号-1)
クレジット・ローン等金融業務
(貸金業者登録番号 関東財務局長(4)第01386号)
(日本貸金業協会会員 第001452号)

エポスカードに対する過払い請求の注意点

エポスカードというクレジットカードをご存知でしょうか。赤いカードで有名な会社です。年会費や入会金などはかからず、丸井で買い物をするときに割り引きとなるため、人気のあるカードです。丸井の他にも、ロイヤルホストやシダックス、ビッグエコーなどでも割り引きサービスを受けることができます。

大阪の近辺での百貨店マルイの店舗といえば、神戸三宮や難波にあるぐらいで、それほど店舗が多くありません。関西に進出したのは比較的最近のようです。しかし、丸井グループの平成25年7月19日のプレスリリースによると、「株式会社エポスカードが発行するエポスカードの会員数が、2006年の発行開始以来、このたび500万人を超えました」とのことで、関西でもかなり多くの方が利用されているクレジットカードです。

エポスは、キャッシングの利率を27%に設定していた時代もありますが、大体平成19年ごろには利率が下がっています。利率が下がる以前に契約をしていて、法律の上限を超える利率を支払っていた場合には、利息の払い過ぎが発生していますので、返還請求をすることができます。

取引明細の開示について

過払い請求をするためには、過払い金の額を計算する必要がありますが、計算をするためには、取引を開始してからのすべての借入と返済の明細が必要です。

取引明細は、手続きを依頼する司法書士から取り寄せることもできますし、ご本人が取り寄せることも可能です。

エポスカード会員サイトには、「開示等のお手続きについて」というページがあり、取引明細を取り寄せる方法が説明されています。

そこには、開示窓口として、

【ご来店】 マルイ各店などのエポスカードセンター
※MONA新浦安、ハウステンボス内のエポスカードセンターでは承りできません。
【ご郵送】 エポスカスタマーセンター
〒185‐0021 東京都国分寺市南町3丁目22番14号
TEL 03-3383-0101(受付時間 9:30~18:00)

このような記載があります。

郵送で開示請求する場合には、「当社所定の「個人情報開示申込書」をご記入いただきますので、事前に上記までお電話でお問い合わせのうえ、手続きに関する詳細をご確認ください。」と記載されており、まずは「個人情報開示申込書」を取り寄せないといけないようです。

また、平成9年以前から取引をされている場合、平成9年以前の取引については、履歴が出てこないことがあるようですので、ご注意ください。

請求に対する対応

よくある対応なのですが、一般の方からの請求には厳しく対応して、低率の和解を勧めてきます。「元金の5割で和解しませんか?」などと持ちかけてくるようです。しかし、司法書士や弁護士が介入した場合には、それほど厳しい対応はしません。

他に注意したほうがいいのが、いわゆるブラックリストの関係でです。エポスカードをショッピングとキャッシングの両方で利用している場合に、キャッシングが完済でも、ショッピングの残高が残っている状態で過払い請求をすると、事故情報が登録される可能性があるということに注意が必要です。ショッピングが残っている以上、完済ではありませんから、債務整理の登録がされる可能性があるのです(ショッピングとキャッシングの両方を完済にすれば、過払い請求をしても信用情報には全く影響ありません)。

エポスカードの過払いについて詳しくはこちら

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