2012年12月18日

家族の借金の悩みについて

家族の借金で困っているという人はいませんか。
夫の浪費グセでローンが返せなくなり、家庭が崩壊してしまいそうだとか、妻がカードでショッピングをしすぎて毎月のリボ払いが大変なことになっているなどというとき、困ったときには司法書士などの債務整理の専門家に相談するのが一番だと思われます。
金融会社からの借金は、すぐに利息がついていき、とんでもない額になるから、早めに手を打っておかないと大変です。
夫婦の場合、借金が離婚の原因となることも非常に多いです。債務が増えていき、事態が悪化する前に、何らかの対処をした方がいいでしょう。
夫が総量規制(個人の借入総額が年収の3分の1までに制限される規制)に引っ掛かって借金ができないからということで、奥さんが名義貸しをして借金をしたりすると、さらに事態は悪化します。また、親族や友人を保証人にしたり、自宅や実家を担保にして借金をすると、取り返しのつかないことになりかねません。
「保証人に迷惑がかけられないから自己破産できない」とか、「担保に入れた実家を手放すわけにはいかないから自己破産できない」など、このような理由で法的整理を避ける方が多いです。このような事態とならないためにも、人をまきこんだり不動産を担保に入れたりする前に、専門家に相談しましょう。
債務の問題は、家族に内緒で進めたいという方も多いですが、お勧めできません。借金が増えていく原因として、家計がどんぶり勘定になっていて、正確に把握されていないということが多いのです。家計を正確に把握するためには、家族全員で協力することが必要となります。家族で協力して、家計をきちんと把握し、無駄な支出がないかなどを検討しなければ、債務の問題は解決できません。